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コロナで変わったキッチンカー需要

フードトラックとも呼ばれるキッチンカーは、ビジネスマンのランチタイムや観光地やイベント会場での食事として重宝されています。

しかし、世界的に流行した感染症によって出勤や外出する人が激減し、キッチンカーの需要も変化しました。

そこで今回は、コロナで変わったキッチンカーの需要について紹介します。

「コロナ前とコロナ後でキッチンカーの需要はどう変化したの?」「キッチンカーはこれからも需要があるの?」という疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

コロナで変わった「人の動き」

2019年末からはじまり2020年2月から世界中を騒がせた感染症によって、生活スタイルや仕事のやり方が変化した方も多いでしょう。

2019年以前は飲み会や外食が主流でしたが緊急事態宣言などを受け、飲食店は休業を余儀なくされたため、テイクアウトやデリバリーの利用が急増しました。

感染症が収束しつつある現在でも、利便性からデリバリーの勢いは衰えません。

また、仕事においては通勤が主流だった以前と比べ、2020年2月から自宅で仕事を行うテレワークが増えました。

デリバリー同様、現在もテレワークのメリットを受け、一定数の方は自宅での仕事を続けています。

通勤や外食などが減り、自宅から出ることが少なくなった方が増えた現在は、キッチンカーの需要にも変化が起きています。

コロナでキッチンカーの需要が減った場所

続いて、コロナによって人の動きが変化したことで、キッチンカーの需要が減った場所をご紹介します。

オフィス街

コロナ前は、人々の動きが多かったオフィス街や工場が立ち並ぶエリア、学校などに多く出店していたキッチンカー。

しかし、コロナ直後はサラリーマンやOL、学生や先生などはリモートワークや自宅学習へと移行したため、人の動きが減り需要がなくなりました。

引き続き会社や工場へ出勤をしている方もいますが、割合は少なく、キッチンカーの売上も比例して減少してしまいます。

ショッピングモールや公園

ショッピングモールの敷地内や公園、道の駅や駅前など、観光客や通勤・通学の人、子連れのファミリーなどで賑わっていた場所も、コロナ直後は一気に人通りが減りました。

コロナ禍でもショッピングモールへ日用品の買い物をする方もいましたが、必要最低限の買い物を済ませ、すぐ帰宅する方がほとんど。

外出ひとつとっても、「出先でちょっと食べて帰ろう」などといった娯楽も考えられない時期を過ごしました。

また、世界的に海外・国内旅行が自粛された時期は、観光地のお店も休業を余儀なくされ、キッチカーの需要も激減しました。

イベント会場

コロナ後はフェスやお祭り、フリマやマルシェなど、不特定多数の方が集まるイベントはすべて中止されました。

そのため、収束の兆しが見えるまでの約3年間はキッチンカーの出店機会が激減しました。

現在では、フェスやお祭りが再開されつつあり、再びキッチンカーの出番は増えていますが、コロナ以降はイベント会場以外の出店場所を確保しているキッチンカーも多いでしょう。

キッチンカーの需要が増えた場所と理由

コロナによって人の動きが変化し、街では人通りが減りましたが人々が消えたわけではありせん。

そのため、キッチンカーの需要が減った場所が多い中でも、団地やマンション郡が点在するベッドタウンでは需要が増加しました。

テレワークによって、出勤していたサラリーマンやOLがベッドタウンに留まり、自粛要請やイベントの中止によって自宅に巣ごもりする主婦や子どもなどが、増えたことが要因です。

以下では、団地やマンション郡が点在するベッドタウンでキッチンカーを利用する方の心理とともに、需要が増えた理由についてご紹介します。

1日3食作るのが大変

ランチタイムは職場で食事をしていた夫や学校給食があった子どもが、長期的に自宅にいるのは主婦にとって大きな負担です。

今までのランチタイムは、自分一人分の食事でよかったものの、一気に家族全員分の準備をしなくてはならず、それに加えてコロナの期間は終わりが見えませんでした。

「1日3食作るのが大変」「献立が思い浮かばない」など、料理に対してのストレスを解消してくれるのが、自宅の近くに出店しているキッチンカーです。

自宅では作れない本格的な料理が手軽に楽しめ、家事の負担が少なくなることから、主婦の方の需要も増えました。

エンターテイメントが少ない

コロナ禍はイベントや外食も減ってしまい、子どもだけでなく大人も疲れを感じたことでしょう。

キッチンカーは、そんなマンネリした気分を解消してくれる小さなイベントとして、地域住民に喜ばれました。

また、キッチンカーはデリバリーと違い、買いに行く必要があるため巣ごもり期間の気分転換にもなり、おしゃれなデザインや特別感、外食をした気分にもなれる存在だったことでしょう。

密な状況を避けたい

コロナ禍の真っ只中では、「密な状況を避けたい」と人が集まるスーパーなどの買い出しも極力避けたい方もいたことでしょう。

そんな方には、外で営業しているキッチンカーは魅力的であり、密を避ける買い物の手段として注目されました。

コロナで変化したキッチンカーの役割

今回は、コロナで変わったキッチンカーの需要についてご紹介しました。

コロナ前のキッチンカーの役割は、主に仕事中や外出中のランチを提供することでしたが、コロナ後は自宅で食べる食事の提供や小さなイベントとして特別感を与える役割へと変化しました。

コロナが収束しつつある現在は、イベント会場やショッピングモール・公園などの出店も増えつつありますが、リモートワークへと移行した方の需要も一定数あるため、ベッドタウンでの出店も多い印象です。

また、コロナ禍でキッチンカーの利便性を知った主婦層からも、安定した人気があります。

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