フードだけじゃない！変わり種なキッチンカーの販売物

キッチンカーを使ったグルメの販売は、大手のコンビニや牛丼チェーン店、コーヒーチェーン店なども、地域限定で参入を行っているほど主流な販売方法となりました。

しかし、移動販売には食べ物だけでなく、変わり種の商品を取り扱っているお店も多数登場しています。

そこで今回は、食べ物以外を販売している変わり種移動販売車をいくつか紹介します。

見つけたらラッキー！ワクワクする移動販売車ばかりです。

駄菓子屋

駄菓子屋の店舗は小さいお店が多く、移動販売とも相性が良いです。

駄菓子は一種のグルメとなりますが、注目なのが昔ながらの駄菓子屋にあるようなお面やクジを引いて、番号にあるスーパーボールがもらえる「スーパーボールくじ」なども取り揃えている点。

懐かしいお菓子とともに、幼少期に憧れたおもちゃや雑貨が並べられ、大人もキラキラと目を輝かせる空間になっています。

子どもに駄菓子屋文化を体験してもらいつつ、親も一緒に楽しめる楽しいキッチンカーです。

いつものスーパーに出店していたら、つい立ち寄ってしまいそうですね。

アパレル

コロナ禍でお客さんが減少したのは、飲食店だけでなくアパレル業界も同様です。

外出の機会が減少し、「服を必要とする人」も「服を買いに出かける人」も減ったのが原因でしょう。

移動販売でアパレルを販売することで、後者である「服を買いに出かける人」の元に自ら行くスタイルです。

洋服が好きな人は、服の有無に関わらず「好き」「欲しい」という気持ちから、衣類を頻繁に購入する人も一定数います。

さらにネット通販が主流である現代では、試着をせずに購入することに抵抗のない方も多く、移動販売でのデメリットもすでに克服。

そのため、以前からネット通販で服を販売し、根強いファンがいるアパレルブランドは移動販売時でも長蛇の列ができるほど人気です。

実店舗も構えているブランドでは、「移動販売限定アイテム」などをアナウンスすることで、ファンが駆けつける仕組みを作っています。

絵本

絵本を専門に販売を行う移動販売車も存在し、子育て中のファミリーなどに人気です。

実際に手にとって絵本を読んでもらえるよう、店頭に並ぶのは中古品であり、購入のタイミングで新品と交換できる仕組みを導入してるお店もあります。

店頭で子どもが絵本を手にすると「破らないか」「汚さないか」と不安な気持ちのママやパパがいる中で嬉しい配慮ですね。

定番の絵本は世代問わず人気であり、懐かしさを感じて購入する方や孫へのプレゼントにと購入する方など、使い方は自由です。

絵本専門の移動販売車のまわりには、心がホッとするやさしい空間が流れているでしょう。

お香

京都のお香専門店では、東京都内でお香の移動販売を行っています。

お香だけでなく、香立・香皿・香炉などのアイテムも一緒に並ぶため、お香をはじめて購入する方もアイテムと一緒に購入可能であるため、当日からお香が楽しめます。

「お香は気になっていたけど、なかなか専門店に行く機会がなかった」などといった方にもおすすめです。

移動販売という限られたスペースにあるアイテムはどれも定番で人気な商品ばかり。

店員さんとの距離も近いため、気軽に質問でき失敗のない買い物ができるでしょう。

リモートワークなどで自宅にいる機会が多い現在、お香で集中・リラックスのオンオフを切り替えている方も多く、見つけたらぜひ除いてみてください。

雑貨

輸入雑貨やオーナーさんのセレクトしたポストカード、手作りアクセサリーなど小さめの雑貨を載せて販売する車もあります。

大きな店舗でないため、ほとんど一点物であることも。

また、雑貨移動販売車はヴィンテージな雰囲気だったり、ポップなデザインであったりと、それぞれコンセプトにあった販売車はとてもおしゃれです。

インテリアの新しいアイテムを探すついでに、ディスプレイの参考にもなりますよ。

公園やマルシェ、別のセレクトショップの敷地内などに出店される機会が多く、割れ物の多い雑貨屋さんに気軽に入れない子連れのママも気軽に見れるといったメリットもあります。

憧れのお店があなたの街にやって来るかも？

今回は、食べ物だけじゃない移動販売車についてご紹介しました。

駄菓子やお香、絵本などなかなか足を運ぶ機会の少ない専門店が豊富であり、ふら〜と寄ってみたいお店ばかりです。

また、SNSで見ていた憧れのアパレルブランドや雑貨屋さんが自分の街にやってくるのも、また夢のようですね。

食品を扱わないため、キッチンカーよりもさまざまな街に出没機会があるのもまた魅力。

気になる移動販売車をみつけたら、ぜひ気軽に覗いてみましょう。